stick out の意味と使い方を例文で紹介

「stick out」は、「突き出る」「目立つ」「我慢する」という意味を持つ英語表現です。物理的な形状を表すだけでなく、比喩的に「周囲から際立つ」や「困難な状況を耐え抜く」といった意味でも使われます。本記事では、「stick out」の意味や使い方、発音、語源を詳しく解説し、実際の会話例も紹介します。
stick out の意味と使い方
stick out の意味
「stick out」には主に3つの意味があります。
- 物理的に「突き出る」
- 何かが表面から飛び出している、または目立っている状態を指します。
- 比喩的に「目立つ」
- ある人や物が周囲と違い、際立っていることを意味します。
- 「我慢する」「困難を乗り越える」
- 厳しい状況でも粘り強く続けることを表します。
stick out の使い方
以下に、「stick out」を使った例文を紹介します。
- His ears stick out a little.
彼の耳は少し突き出ている。 - She wore a bright red dress that really made her stick out in the crowd.
彼女は鮮やかな赤いドレスを着ていて、人混みの中でとても目立っていた。 - The nail was sticking out of the wall, so I hammered it back in.
釘が壁から飛び出していたので、金槌で打ち直した。 - It was a tough job, but I decided to stick it out until the end.
きつい仕事だったが、最後まで頑張ることにした。 - If you want to succeed, you have to stick out from the competition.
成功したいなら、競争相手の中で際立たなければならない。
「stick out」の後には、「物理的に突き出るもの」や「目立つ対象」「耐えるべき状況」などが続きます。
stick out の発音の仕方
IPA表記: /stɪk aʊt/
アクセントの位置:
- 「stick」と「out」の両方に強調がありますが、特に「out」が強く発音されます。
発音のポイント:
- 「stick」は「スティック」とはっきり発音し、「t」の音を強調します。
- 「out」は「アウッ」と発音し、最後の「t」は弱めになります。
stick out の由来
「stick out」は、「stick(突き刺す、貼る)」と「out(外へ)」が組み合わさった句動詞です。「stick」は古英語の「sticcan(突き刺す)」に由来し、そこから「突き出る」「目立つ」という意味が派生しました。「困難を乗り越える」という意味は、「しっかりと留まる」「途中で諦めずに続ける」といったニュアンスから生まれたものです。
stick out を会話で使ってみよう
パターン1
John: Why did you paint your house bright yellow?
Susie: I just wanted it to stick out in the neighborhood!
(ジョン:なんで家を鮮やかな黄色に塗ったの?
スージー:ご近所の中で目立ちたかったのよ!)
パターン2
John: I don’t think I can finish this project. It’s too difficult.
Susie: Come on, you can stick it out! Just a little more effort.
(ジョン:このプロジェクト、終わらせられそうにないよ。難しすぎる。
スージー:そんなことないよ、最後まで頑張れるって!あともう少し努力すればいいのよ。)
パターン3
John: Do you see that guy with the green hair?
Susie: Yeah, he really sticks out in the crowd!
(ジョン:あの緑の髪の人、見える?
スージー:うん、人混みの中でめっちゃ目立ってるね!)
まとめ
「stick out」は、「突き出る」「目立つ」「困難を耐え抜く」という3つの主要な意味を持つ便利なフレーズです。日常会話やビジネスシーンでも使えるため、ぜひ覚えて使ってみてください!
この記事を書いた人

- イギリス人で英語と日本語のバイリンガルです!言語が大好きなので、毎日日本語を勉強しています。日本人があまり知らないネイティブ表現を紹介できれば嬉しいです。