前置詞afterの奥深き世界を徹底解説!前置詞の世界を分析しようシリーズ

英語の前置詞「after」は、時間・順序・原因・スタイルなど、さまざまな文脈で登場する多機能な単語です。本記事では、Oxford Learner’s Dictionariesの定義に基づいて、この「after」が持つ多彩な意味と使い方を、例文やコロケーションとともに詳しく解説していきます。
- 使い方1:時間的に「~の後で」「~してから」を表すafter
- 使い方2:順序や重要度において「〜の次に」「〜の後に」
- 使い方3:誰かの後について、または誰かの後を追って
- 使い方4:対比を表すafter 〜「〜の後では(対照的に)」
- 使い方5:結果・原因に基づく after 〜「〜の結果として/〜を受けて」
- 使い方6:逆説・譲歩のafter 〜「〜したのに/〜したにもかかわらず」
- 使い方7:繰り返し・連続を表す after 〜「〜の後に〜が何度も続く」
- 使い方8:追跡・追求を表す after 〜「〜を追って/〜を求めて」
- 使い方9:話題・関心を示す after 〜「〜について/〜の様子を気にかけて」
- 使い方10:スタイル・模倣・命名の after 〜「〜にならって/〜の名にちなんで」
- 使い方11:形容詞での after 〜「〜の後の」
使い方1:時間的に「~の後で」「~してから」を表すafter
「after」は最も基本的な用法として、「何かの後に」何かが起こることを示す前置詞です。時間の流れを表現する際に頻出する表現で、日常会話でもビジネス英語でも幅広く使われます。例えば「昼食のあとに出発する」「5時ちょっと過ぎに着いた」など、ある出来事や時刻を起点に、それ以降の出来事を述べる際に使われます。英語学習者にとっては、文法的な理解だけでなく、自然なコロケーションも押さえておくとより効果的です。
例文と解説
We’ll leave after lunch.
私たちは昼食の後に出発します。
They arrived shortly after 5.
彼らは5時を少し過ぎたころに到着しました。
Not long after that he resigned.
その後間もなく、彼は辞職しました。
Let’s meet the day after tomorrow/the week after next.
明後日/再来週に会いましょう。
After winning the prize she became famous overnight.
賞を獲得した後、彼女は一夜にして有名になりました。
After an hour I went home (= when an hour had passed).
1時間後、私は家に帰りました。
(North American English) It’s ten after seven in the morning (= 7.10 a.m.).
午前7時10分です(北米英語で「7時10分」の言い方)。
このように、「after」は単独で時刻やイベントの後を表すのはもちろん、「after + 名詞」「after + 動名詞」「after + 節」など、様々な文構造と組み合わせて使えます。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この時間的用法の「after」は、以下のような言葉とよく一緒に使われます:
- after lunch / dinner / breakfast(食事の後)
- after work / school(仕事/学校の後)
- after the meeting(会議の後)
- after a while(しばらくして)
- after winning / losing(勝利/敗北の後)
また、「the day after tomorrow」「an hour after that」など、特定の時を指す表現とも相性が良く、時系列の流れをスムーズに表現できます。
使い方2:順序や重要度において「〜の次に」「〜の後に」
この用法の「after」は、時間の流れではなく、順番・序列・優先順位などを示す時に使われます。「Aの次にBが来る」「○○の後に△△が控える」といった場面で使われ、会話でも文書でもよく登場します。たとえば、リストの中での並び順や、能力や重要性の順位を示すときに、「after + 名詞」の形で使われることが多いです。
例文と解説
Your name comes after mine in the list.
君の名前はリストで私の次にある。
He’s the tallest, after Richard.
リチャードの次に彼が一番背が高い。
After you (= Please go first).
お先にどうぞ。
After you with the charger (= Can I have it next?).
充電器、あなたの次に使わせてください。
この使い方では、話の流れや順位を丁寧に示すことができ、特に丁寧な表現としても頻繁に登場します。例えば「After you」は、日常英会話で非常にポピュラーなフレーズで、「どうぞお先に」と言いたいときに使う定番表現です。
「He’s the tallest, after Richard.」のように、カンマの後にafterを使うことで「○○に次いで〜だ」という意味を補足的に付け加えるスタイルもよく使われます。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この用法の「after」は、以下のような語句と相性が良いです:
- after you(お先にどうぞ)
- after me(私の次に)
- after Richard / my boss / the president(リチャード/上司/社長の次に)
- after number one(ナンバーワンの次に)
- after position five(5番目の後に)
また、リストや序列に関する話題(名前、成績、順位など)や、順番待ち、貸し借り、丁寧な申し出の表現において、非常に実用的な前置詞です。
使い方3:誰かの後について、または誰かの後を追って
この用法の after は、誰かや何かの「後についていく」「後を追う」「去った後に残ったものに対応する」という場面で使われます。時間的な意味とは異なり、「物理的にその後に続く動き」や「誰かの残したものに対応する」といったニュアンスを持ちます。特に家庭や職場、子育てなどの場面でよく使われる重要な表現です。
例文と解説
Shut the door after you.
ドアを閉めて出ていってください。(=あなたが出た後でドアを閉めて)
I’m always having to clean up after the children.
子どもたちの後始末ばかりしているんです。(=子どもたちが散らかした後を片付ける)
He ran after her with the book.
彼は本を持って彼女の後を追いかけた。
She was left staring after him.
彼が去った後、彼女は彼の後ろ姿を見つめたまま残された。
このように、after は「物理的・空間的に後を追う」動作を表現するほか、誰かが残した影響に「対応する」という形で使われることもあります。”clean up after someone” のような表現は、「誰かが汚した/やったことの後始末をする」という意味になり、特に子育て・介護・仕事の場面などでよく使われます。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この用法の「after」は、以下のような語句とよく組み合わせて使われます:
run after someone(誰かを追いかける)
look/stare after someone(誰かの後ろ姿を見送る)
go after someone/something(誰かや何かを追う)
clean up after someone(誰かの後片付けをする)
shut the door after you(出た後にドアを閉める)
特に “after you” や “after him/her” といった人称代名詞との組み合わせで、非常に実用的な表現になります。
使い方3:誰かの後について、または誰かの後を追って
この用法の after は、誰かや何かの「後についていく」「後を追う」「去った後に残ったものに対応する」という場面で使われます。時間的な意味とは異なり、「物理的にその後に続く動き」や「誰かの残したものに対応する」といったニュアンスを持ちます。特に家庭や職場、子育てなどの場面でよく使われる重要な表現です。
例文と解説
Shut the door after you.
ドアを閉めて出ていってください。(=あなたが出た後でドアを閉めて)
I’m always having to clean up after the children.
子どもたちの後始末ばかりしているんです。(=子どもたちが散らかした後を片付ける)
He ran after her with the book.
彼は本を持って彼女の後を追いかけた。
She was left staring after him.
彼が去った後、彼女は彼の後ろ姿を見つめたまま残された。
このように、after は「物理的・空間的に後を追う」動作を表現するほか、誰かが残した影響に「対応する」という形で使われることもあります。”clean up after someone” のような表現は、「誰かが汚した/やったことの後始末をする」という意味になり、特に子育て・介護・仕事の場面などでよく使われます。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この用法の「after」は、以下のような語句とよく組み合わせて使われます:
- run after someone(誰かを追いかける)
- look/stare after someone(誰かの後ろ姿を見送る)
- go after someone/something(誰かや何かを追う)
- clean up after someone(誰かの後片付けをする)
- shut the door after you(出た後にドアを閉める)
特に “after you” や “after him/her” といった人称代名詞との組み合わせで、非常に実用的な表現になります。
使い方4:対比を表すafter 〜「〜の後では(対照的に)」
この用法の after は、時間の流れを示すだけでなく、「〜の後で、それとは対照的に」という意味で使われることがあります。たとえば、「外は蒸し暑かったが、家の中は快適だった」のように、前後で異なる状態を比べるときに使われる after です。ここでは、「後に起こったこと」と「その前にあったこと」とを対比させる表現として使われます。
英語ではこのような比較的ニュアンスで after を使うことで、読者や聞き手に「変化」や「ギャップ」を印象づけることができます。
例文と解説
It was pleasantly cool in the house after the sticky heat outside.
外の蒸し暑さの後では、家の中は心地よく涼しかった。
この例では、外の「sticky heat(蒸し暑さ)」と家の中の「pleasantly cool(心地よい涼しさ)」という対比が際立っています。after はこのように、出来事Aと出来事Bを時間の流れに沿って並べながら、その違いを強調する働きを持ちます。
この用法は、特にエッセイやナラティブ(物語的)な文章、感情の変化を述べる時に効果的です。ある出来事の「後」で、どれほど物事が変わったかを伝えたい時に使うと、文章にメリハリが出ます。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この用法では、以下のような語句とよく組み合わさります:
- after the storm(嵐の後で)
- after the chaos(混乱の後で)
- after the noise(騒音の後で)
- after the heat(暑さの後で)
- after the tension(緊張の後で)
対照的な結果を表現したいとき、前半にネガティブな要素を置き、after を介してポジティブな変化や安心感を伝えるのが典型的です。
使い方5:結果・原因に基づく after 〜「〜の結果として/〜を受けて」
この用法の after は、「〜の後で」という時間的な意味を持ちながらも、単なる時系列ではなく、「ある出来事が起こった後、その影響を受けて別の出来事が起こる」という因果関係を示す時に使われます。「〜を受けて」「〜のせいで」「〜があったからこそ」といったニュアンスが含まれます。
たとえば、「あんなことをされた後では、もう彼らを許せない」のように、過去の出来事が今の感情や判断に強く影響している場面で登場します。
例文と解説
I’ll never forgive them after what they did.
彼らがあんなことをした後では、もう絶対に許せない。
この例では、「after what they did」がただの時間の前後を表すのではなく、「その行為を受けて/それが原因で許せない」という感情的な影響を強く表しています。
同様に、この用法の after は、話し手の感情や価値判断が出来事の影響を受けていることを示すため、会話やエッセイ、評論などの場面で頻繁に用いられます。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この用法では、次のような語句と一緒に使われることが多いです:
- after what they did(彼らがやったことの後で)
- after everything you’ve done(あなたがしてきたすべてのことの後で)
- after all that happened(あれだけのことがあった後で)
- after the incident(その出来事の後で)
- after such betrayal(そんな裏切りの後で)
このように、強い出来事・感情を伴う語句とセットで使われることで、after が「その後どうなったか」だけでなく「その出来事がどんな影響を及ぼしたか」に焦点を当てる表現になります。
使い方6:逆説・譲歩のafter 〜「〜したのに/〜したにもかかわらず」
この用法の after は、時間の順序を示しつつ、「〜したにもかかわらず」という逆説・譲歩の意味を含みます。つまり、「その出来事が起きたにもかかわらず、期待された結果とは異なることが起きた」というニュアンスです。
このような after は、特に感情のこもった発言や、驚き・失望・怒りなどを表す文脈で使われます。「これだけ尽くしたのに」「あれだけ努力したのに」といった日本語表現に相当します。
例文と解説
I can’t believe she’d do that, not after all I’ve done for her.
あれだけ彼女のためにしてあげたのに、まさかそんなことをするなんて信じられない。
この例文では、”after all I’ve done for her” の部分が「〜したのに」という逆説を示しています。表面的には時間の順序「〜の後で」を表していますが、意味的には「これだけのことがあったにもかかわらず」となっており、話し手の落胆や裏切られた気持ちが表れています。
この after は、感情表現と一緒に使われることが多く、直訳すると意味が取りづらいため、しっかりと文脈から意味を汲み取る必要があります。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この譲歩的な after は、以下のような語句とよく一緒に使われます:
- after all I’ve done(これだけやってあげたのに)
- after everything(すべてがあったのに)
- after all that time(あれだけ長い時間を共に過ごしたのに)
- after the support I gave her(あんなに支えてあげたのに)
- not after what happened(あんなことがあった後では無理だ)
感情や努力、信頼といった要素と組み合わせることで、逆説的な驚きや失望を強く表現することができます。
使い方7:繰り返し・連続を表す after 〜「〜の後に〜が何度も続く」
この用法の after は、同じような出来事が繰り返し続く様子を表すときに使われます。英語では「day after day(毎日のように)」「time after time(何度も何度も)」などのように、同じ語を繰り返して使用することで「連続性」や「うんざりするほどの繰り返し」を強調します。
これは特に強調や比喩的な表現でよく用いられ、ある行動や出来事が止めどなく、延々と続いている印象を与えるのに適しています。
例文と解説
Day after day of hot weather made everyone exhausted.
連日の猛暑で、みんなぐったりしてしまった。
この例では「day after day(日々続く、連日)」という形で、暑さが何日も続いていたことが強調されています。まさに「〜の後に〜が何度も続く」状況です。
I’ve told you time after time not to do that.
あれをやるなって、何度も何度も言っただろう。
この文では「time after time(何度も何度も)」という表現で、繰り返し注意してきたことへの苛立ちや強調が込められています。
このように、after を使った繰り返しの構文は、ネイティブスピーカーが日常的に使う非常に自然な表現方法です。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
繰り返し・連続性を示すこの用法では、次のような語句と組み合わせる形が典型的です:
- day after day(毎日のように、連日)
- night after night(毎晩のように)
- time after time(何度も何度も)
- hour after hour(何時間もずっと)
- one after another(次々と)
- the other after the one(次々に交代で)
これらは慣用表現としてそのまま覚えてしまうのが効果的です。日本語でも「雨が何日も続いている」といった状況に使える便利な表現です。
使い方8:追跡・追求を表す after 〜「〜を追って/〜を求めて」
この用法の after は、「誰かや何かを追いかける」「〜を手に入れようとする」といった意味で使われます。物理的に人の後を追う場合もあれば、抽象的に目的や機会を追い求める場合もあります。
日常会話からビジネスシーン、警察の追跡や就職活動の文脈まで、幅広く使われる便利な表現です。
例文と解説
The police are after them.
警察が彼らを追っている。
この文では、「after them」で「彼らを追跡している」という意味になります。after はここで「追いかける対象」を導く役割を果たしています。
He’s after a job at our place.
彼はうちの会社の仕事を狙っている。
こちらは物理的な追跡ではなく、「職を得ようと努力している/狙っている」という意味です。このように、「〜を求めて」「〜を狙って」という抽象的な意味でも after は使われます。
She’s after fame and fortune.
彼女は名声と富を追い求めている。
このような文では、目的・願望の対象に対して「after」が使われることで、積極的にそれを得ようとしている姿勢を表します。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この「追いかける・追求する」意味での after は、次のような語と一緒に使われることが多いです:
- after someone(誰かの後を追って)
- after a job(職を求めて)
- after money / fame / success(お金/名声/成功を追い求めて)
- after the truth(真実を追い求めて)
- after revenge(復讐を求めて)
また、スラングでは「He’s after her(彼は彼女を狙っている)」のように、恋愛や好意の意味で使われることもあります。
使い方9:話題・関心を示す after 〜「〜について/〜の様子を気にかけて」
この用法の after は、「〜について尋ねる」「〜の様子を気にする」といった意味合いで使われます。特に「人の体調」や「最近どうしているか」などをたずねる場面で使われることが多く、丁寧で思いやりのある印象を与える表現です。
この使い方はフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用され、英語圏の人々の優しさや気遣いを表す一つの文化的な表現とも言えます。
例文と解説
She asked after you.
彼女があなたのことを気にしてたよ(=あなたの様子をたずねていたよ)。
この場合の after は「誰かの様子を気にかけて」という意味で、「How is he?(彼は元気?)」のような関心の表れを示します。ここでは、「ask after someone」が「〜の様子をたずねる/〜について聞く」という慣用表現になっています。
It was kind of him to ask after my father.
私の父のことを気にかけてくれて、彼はとても親切だった。
このように、特に体調が悪かったり、入院したりしている人の様子を聞くときに使われるのが一般的です。日本語の「〜さん、最近どうしてる?」に近い丁寧な言い回しです。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この用法では主に動詞 ask と一緒に使われ、「ask after + 人」の形をとります。以下にいくつかよくあるパターンを示します:
- ask after you(あなたのことを尋ねる)
- ask after him/her(彼/彼女の様子を気にする)
- inquire after someone(ややフォーマルな言い回し)
この表現は、誰かの体調や気持ちを気遣うとき、非常に自然で丁寧な言い方なので、英会話でもぜひ使いたいところです。
使い方10:スタイル・模倣・命名の after 〜「〜にならって/〜の名にちなんで」
この after は、何かや誰かを模倣したり、名前やスタイルを取ったりする際に使われます。芸術や文化、命名において広く使用され、何かがあるモデルや基準を元に作られている場合に非常に一般的です。特に「〜の名前を取って」「〜のスタイルに倣って」といった意味合いでよく使われます。
この用法では、後に続く名詞や名前が「誰か」や「何かの特徴やスタイル」を指し、それに基づいて行動していることを示しています。
例文と解説
The painting was done after Goya.
その絵はゴヤを模倣して描かれたものだ。
この文では、after Goya が「ゴヤのスタイルに倣って」を意味しています。つまり、この絵画はゴヤの作風を模して描かれたということです。
They named their daughter Ena after her grandmother.
彼らは娘の名前を、祖母の名前にちなんでエナと名付けた。
こちらの例では、after her grandmother が「祖母の名前にちなんで」という意味で、名前が祖母を尊敬してつけられたことを示しています。命名に関してこの使い方がよく使われます。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この「スタイル・模倣・命名」の after は、主に「人名」や「作品名」と結びついて使われます。以下のようなフレーズが一般的です:
- after Goya(ゴヤのスタイルに倣って)
- after Picasso(ピカソを模倣して)
- after Shakespeare(シェイクスピア風に)
- name after someone(誰かの名前を取る)
- paint after someone(誰かを模して絵を描く)
このように、after は芸術や文化、命名の場面でよく使われます。特に模倣や敬意を表すために、この表現を用いることが多いです。
使い方11:形容詞での after 〜「〜の後の」
この after は形容詞として使われ、ある出来事や時間が過ぎた後に続く状態や事象を表します。日本語で「〜後の」と訳されることが多く、時間やイベントが終わった後の状況を描写する際に使われます。
特に「〜の後の(時間)」という時間的なつながりや、イベントの後の出来事を示す時に非常に使われる表現です。この使い方は、特定の時間や出来事の後に何かがあることを明示したいときに便利です。
例文と解説
They went to an after-school club.
彼らは放課後のクラブ活動に行った。
この文では、「after-school club」として「放課後のクラブ活動」を意味しています。つまり、放課後に行われるクラブ活動を指しています。
There was an after-dinner mint on the table.
テーブルの上に食後のミントが置いてあった。
この場合、「after-dinner mint」は「食後に食べるミント」を意味しており、食事の後に特定の行動や物が存在することを示しています。
補足:この「after」はどんな言葉とよく組み合わさる?
この形容詞としての after は、時間的な順番を示す言葉とよく組み合わさります。以下のようなフレーズがよく使われます:
- after-school(放課後の)
- after-party(パーティー後の)
- after-work(仕事後の)
- after-hours(営業時間外の)
- after-lunch(昼食後の)
これらの表現は、特定の時間帯や出来事が終わった後に続く活動や状態を指すため、日常会話や仕事、学校などでよく使われます。
この記事を書いた人

- イギリス人で英語と日本語のバイリンガルです!言語が大好きなので、毎日日本語を勉強しています。日本人があまり知らないネイティブ表現を紹介できれば嬉しいです。