🔍「on behalf of」「in place of」「as a representative of」の違いを徹底解説!

英語では、誰かの代わりに行動することを表す表現がいくつかあります。その中でもよく使われるのが:

  • on behalf of
  • in place of
  • as a representative of

これらは似た意味を持ちながら、使える文脈やニュアンスが少しずつ異なります。以下で一つずつ見ていきましょう。


① on behalf of:フォーマルかつ代表者としての立場を示す

  • ✅ 意味:〜を代表して、〜のために、〜の代理として
  • ✅ ニュアンス:話し手が公式・正式な立場で行動していることを強調
  • ✅ 使用シーン:ビジネス、スピーチ、公的な文書、表彰式など

📌 例文
On behalf of the committee, I thank you for your hard work.
(委員会を代表して、あなたのご尽力に感謝いたします。)

➡️ 「委員会の代表」として話している、というニュアンスが強いです。


② in place of:シンプルに「代わりに」、フォーマル度はやや低め

  • ✅ 意味:〜の代わりに
  • ✅ ニュアンス:何か・誰かの物理的・役割的な代替という意味合いが強い
  • ✅ 使用シーン:日常会話・書き言葉どちらにも使えるが、ややカジュアル寄り

📌 例文
Tom will attend the meeting in place of his manager.
(トムがマネージャーの代わりに会議に出席します。)

➡️ マネージャーが来られないので「代役」としてトムが出席、という直接的な意味です。


③ as a representative of:代表者として(ややかしこまった表現)

  • ✅ 意味:〜の代表者として
  • ✅ ニュアンス:その人や団体の「一人」としてという事実を述べる
  • ✅ 使用シーン:書き言葉やフォーマルなスピーチで使用されることが多い

📌 例文
She spoke as a representative of the organization.
(彼女はその団体の代表者として発言した。)

➡️ 「団体に属する一人の代表」として話していることを客観的に伝える表現です。


📝 まとめ表

表現意味ニュアンスフォーマル度使用例
on behalf of~を代表して正式な立場での代弁高いOn behalf of the team…
in place of~の代わりに物理的・役割的な代替中くらいI’ll go in place of him.
as a representative of~の代表者として所属している代表という事実やや高いAs a representative of the firm…

💡使い分けのポイント

  • 公的なスピーチやメールなら「on behalf of」
  • カジュアルに代役や代理を言いたいなら「in place of」
  • 立場や肩書きを強調したいなら「as a representative of」

この記事を書いた人

いぎリス
いぎリス
イギリス人で英語と日本語のバイリンガルです!言語が大好きなので、毎日日本語を勉強しています。日本人があまり知らないネイティブ表現を紹介できれば嬉しいです。