前置詞「further to」の奥深き世界を徹底解説!前置詞の世界を分析しようシリーズ

「further to」という表現は、ビジネスや正式な書面でよく使用される前置詞フレーズです。この表現は主に手紙やメールなど、過去の会話や通信に基づいて話を進める際に用いられます。今回は、この「further to」の使い方を具体的に解説し、どのような文脈で役立つのかを探ります。

使い方1 – 以前の会話や通信を参照する際に使う「further to」

「further to」は、ビジネスや公式な文書において、過去の手紙や会話を参照し、そこから次のステップへ進むことを表現する際に使用されます。このフレーズは、相手に対して何かを思い出させるためや、続きの話をするために使います。

例えば、会話やメールの内容を基にして、次の行動に進む意図を伝える際に便利です。

例文と解説

  • Further to our conversation of last Friday, I would like to book the conference centre for 26 June.
    • 先週金曜日の会話に続き、6月26日に会議センターを予約したいと思います。
    • この文では、「further to」が先週の会話を参照し、その内容を元に次のステップ(会議センターの予約)を進める意図を示しています。
  • Further to your inquiry regarding our services, I am pleased to send you the requested details.
    • あなたのサービスに関するお問い合わせに続き、ご依頼の詳細をお送りいたします。
    • ここでも「further to」が相手からの問い合わせを受けて、その後の行動を表現するために使われています。

補足:この「further to」はどんな言葉とよく組み合わさる?

「further to」は、しばしば以下のような言葉と組み合わせて使用されます。これらの言葉は、ビジネスや公式なやりとりでよく見かけます。

  • further to our discussion(私たちの議論に続き)
  • further to your request(あなたのリクエストに続き)
  • further to the email(そのメールに続き)
  • further to the agreement(その合意に続き)

これらの組み合わせは、前のやりとりを踏まえて次のアクションを伝える際に非常に効果的です。

まとめ

「further to」は、ビジネスや公式なコミュニケーションでよく使われるフレーズで、過去の会話や通信を参照して、その後の進展を示すために利用されます。主に、手紙やメールの冒頭で使われることが多く、相手に対して過去のやり取りを思い出させ、そこから次のステップに進む意図を明確に伝えます。この表現をうまく使うことで、よりスムーズに次のアクションへと導くことができるため、ビジネスコミュニケーションにおいて非常に有用です。

この記事を書いた人

いぎリス
いぎリス
イギリス人で英語と日本語のバイリンガルです!言語が大好きなので、毎日日本語を勉強しています。日本人があまり知らないネイティブ表現を紹介できれば嬉しいです。