前置詞oppositeの奥深き世界を徹底解説!前置詞の世界を分析しようシリーズ

英語の前置詞はシンプルな単語ながらも、使い方によって意味が大きく異なります。その中でも”opposite”は日常英会話からビジネス英語、映画や舞台の紹介文にまで広く使われる前置詞のひとつです。この記事では、前置詞”opposite”の使い方を詳しく解説し、例文やよく使われる語句とともにその奥深さを紐解いていきます。


使い方1:位置関係を示す”opposite”

前置詞”opposite”は、何かの”向かい側”や”反対側”を表すときに使われます。主に建物や人、物の配置について話すときに使われる表現で、誰かや何かの真正面にあるものを示します。道を挟んで向かいにある建物や、テーブルを挟んで向かい合って座る位置など、空間的な関係性を説明するのに便利です。

例文と解説

I sat opposite him during the meal.
食事中、私は彼の向かいに座っていた。
→「opposite him」は「彼の向かいに」という意味で、テーブルを挟んで座っている様子を表しています。

The bank is opposite the supermarket.
その銀行はスーパーマーケットの向かいにある。
→建物同士の位置関係を表し、道を挟んで向かいにある様子を表現しています。

Write your address opposite your name.
あなたの名前の向かい側に住所を書いてください。
→用紙などで、左右に情報を記入する欄がある場合の指示として使われています。

補足:この”opposite”はどんな言葉とよく組み合わさる?

  • opposite the road(道の向かい)
  • opposite the station(駅の向かい)
  • opposite someone(誰かの向かい)
  • opposite a building(建物の向かい)
  • opposite the park(公園の向かい)

これらの表現は、場所や人に関する文脈で頻繁に登場するため、セットで覚えておくと便利です。


使い方2:演技・共演相手としての”opposite”

“opposite”は舞台や映画などの文脈でも使われる重要な前置詞です。この場合、”誰かと共演する”という意味で使われ、共演相手と正面からやり取りする演技上の関係を表します。特に主演俳優どうしの関係性を示す際に用いられます。

例文と解説

She starred opposite Tom Hanks.
彼女はトム・ハンクスと共演した。
→「starred opposite」は、主演俳優としてトム・ハンクスと共演したことを意味します。

→映画やドラマなどで、主役級のキャスト同士が対等に関わる場合によく使われる表現です。

補足:この”opposite”はどんな言葉とよく組み合わさる?

  • act opposite ~(~と共演する)
  • play opposite ~(~の相手役を務める)
  • perform opposite ~(~と演じる)
  • co-star opposite ~(~と共演する)
  • appear opposite ~(~と一緒に登場する)

俳優の共演関係を表現する際に、上記のような動詞と共に使われるのが一般的です。


これらの使い方をマスターすれば、英語の理解力が一段と深まります。前置詞”opposite”は日常会話にも映画の紹介にも登場する頻出表現。例文とセットで覚えて、実際の英語使用シーンで活かしていきましょう。

この記事を書いた人

いぎリス
いぎリス
イギリス人で英語と日本語のバイリンガルです!言語が大好きなので、毎日日本語を勉強しています。日本人があまり知らないネイティブ表現を紹介できれば嬉しいです。